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熱中症に注意しましょう

2020.09.19更新

こんにちは。

 

暑い日が続き、なかなか秋らしくなりませんね。

 

こんな時期は何かと体調を崩しがちです。

 

特に今年のような残暑が続くような場合は、熱中症に気をつけましょう。

 

熱中症は真夏によく起こるものではありますが、今年のような残暑の続く秋時期においても気をつけた方が良いでしょう。

 

また、今年はコロナ予防のためにマスクを着用する頻度が多く、これも熱中症を引き起こす原因の一つと考えられます。こちらについては後半で説明します。

 

具体的に、次のような環境において熱中症に注意が必要です。

 

・気温が高い

 

・湿度が高い

 

・風が弱い

 

・日差しが強い

 

これだけ見ると、真夏の外の環境を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実は家の中でじっとしていても室温や湿度の高さから熱中症にかかることも多いのです。

 

特に9月に入ってからは気温の変化が大きく、クーラー等を使わなくなくて良くなったかと思ったら、また真夏日のような日が来た、ということが多く、室内といえど気温の上昇が大きいうちはまだ熱中症になる可能性は十分にあります。

 

さらに、意外なことに気温が低くても、湿度が高いと熱中症にかかりやすくなってしまいます。これは何故かというと、湿度が高いと汗が蒸発されず体温調節を行いづらい状態になり、熱が体内にたまりやすくなるためです。

 

ここで気をつけるべき事は、先ほど触れたマスク着用についてです。マスクを着用していると、皮膚からの熱が逃げにくくなり、さらに口腔内の渇きをあまり感じなくなり、水分補給が疎かになってしまうことから、熱中症にかかりやすくなってしまいます。

 

高温・多湿の環境下でのマスク着用は、さらに熱中症のリスクが高くなる恐れがあります。

 

特に9月以降も気温が下がったかと思えばまた30度を超える日もあり、水分補給も夏に比べ疎かになりがちであるため、外でマスクを着用する際は水分補給をしっかり行い、人がいない場所ではマスクを外すことを意識しましょう。

 

熱中症は自身でも気がつかないうちに起こりうる症状です。暑い日や湿度が高い日が続くうちは油断せず、しっかり対策を行いましょう。

投稿者: 小田内科クリニック

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