第六回 2013年9月
2013.09.01更新
皆さんこんにちは。
今年の夏は、だらだら暑い日が続いています。これも温暖化のせいでしょうか?
さて、前回までで産業保険の概要を説明しました。要約すると、労働者は仕事にかかわる時間は家での時間よりずっと多く、生活習慣は、仕事場およびその関連において形成されることとなります。
そこで、仕事場の環境整備、仕事の内容とその仕方などが、健康管理には重要となるのです。
これらをよりよいものとして健康増進に資していくのが産業保険の目的であります。
前回まで、主として環境整備を中心として説明してきましたが、仕事の内容・仕方については例えば、鬱から仕事復帰するときのリハビリスケジュールの作定などがあります。
また、残業時間がある一定の時間を超えると本人と面談して、健康状態の把握と残業時間を減らすよう、勧告したりします。
このように個々個人との対話と相談が重要な一面もあります。
以上、6回にわたって産業医の概要を説明してきました。次回からはUpdateな話題を含めて、生活習慣病についてお話していきたいと思います。
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